カルナバルのおやつ オレハ「耳👂🏻」oreja
カルナバル、謝肉祭が近づいてきました。(2020年は2月22〜25日)
この時期カフェやパン、ケーキ屋さん、で欠かさず見られるのがこのオレハというお菓子です。オレハとは耳のことで、ずばり耳に似ているからです!
かりかりやパリパリが多い中、このレシピのサクサク具合が気に入ったので紹介します。
オレハの材料
薄力粉 500g
砂糖 75g
水 90g
バター 100g
牛乳 100g
アニス酒 50g
ベーキングパウダー 15g
塩 5g
卵 1個
サラダ油 適量(フライ用)
オレハの作り方
材料をすべてボウルに計り入れて捏ねます。
『陽はまた昇る』にも出てくるアニス・デル・モノ(出てこないお酒を探す方が難しいか)
スペインの伝統的なお菓子やパンにアニスはやはりよく使われます。その割には苦手な人も割といるようですが。。私はなれない間は独特の香りが強くて好きになれませんでしたが、今では逆に爽やかで健康的な印象に変わって大好きになりました。
元のレシピだとほとんどアニスが感じられなかったので量を増やしてあります。苦手な方は水の量と反比例させて調整してください。
ベトつくようであれば小麦粉を足してください。柔らかくかつ手につかない程度まで捏ねたらラップに包んで冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
ごく薄く伸ばすので、生地を少しだけ取って、打ち粉をした台で綿棒を使って伸ばします。できるだけ薄く、でも台からはがせる程度にしてください。
伸ばしたら包丁で切り分けます。私はプティフール(ミニャルディーズ)用に作ったのでかなりミニサイズですが、普通は人の手の大きさぐらいで作ります。
油を温めたら中火にして、生地を一つ一つさらに伸ばしながら揚げます。パン生地のグルテンチェックの要領です。透けて見えるくらいまで引っ張ってください。ベーキングパウダーで膨らみ、分厚いとサクッとした食感にならないからです。
返しながら色がつくまで揚げて出来上がりです。冷めたら粉砂糖をかけていただきます。シナモンシュガーでもいいです。
本物の耳みたいになりました。