週末クロワッサン🥐 (タイムテーブル付き)
こんにちは。週末にクロワッサンを作りませんか?卵を使わないパリパリ食感の生地です。土曜日に始めて日曜日のおやつの時間に焼き上がるようにタイムテーブルをつけてみました。
クロワッサン生地の材料(7個分)
★強力粉 300g
★冷水 80g
★牛乳 80g
★砂糖 35g
★塩 6g
★生イースト 9g
無塩バター(室温) 30g
無塩バター(冷えたもの) 170g (折込用)
タイムテーブルはこんな感じです。
土曜日の夜
- 19時。生地を捏ねて冷凍庫へ
- 19時半。折込バターを用意する
- 20時半。生地を冷蔵庫へ
日曜日
- 9時。包み、折込1回目と2回目
- 10時。折込3回目
- 11時半。成形、発酵
- 14時半。焼成
- 15時。できあがり🥐
ではさっそく土曜日の工程から
バター30gは生地に混ぜる用、170gの方は折込用ですので注意してください。
★を捏ねます。ニーダーで低速で4分間捏ねたら、混ざりやすいよう室温に戻したバター30gを加え、さらに4分間低速で捏ねます(目安です)。グルテン膜は完全にできていなくて大丈夫です、手につかず、弾力がある状態になるまで捏ねます。
タッパーやラップなどで乾燥しないようにしっかり密閉し、冷凍庫で冷やします(凍らせません)。一時間半後、冷蔵庫に移動させます。タイマーをつけておきましょう。
次は折込バターの準備をします。
バターは冷たいものを使います。できるだけひとかたまりの四角形になるように切り、オーブンシートを2枚使ってはさみ、麺棒で縦横にで叩いて薄くしていきます。シートを写真のように20cm x 20cmに折り、それに合わせてバターを均一な厚さに伸ばします。
ラップで包んで冷蔵庫で保存します。
タイマーが鳴ったら生地を冷蔵庫に移します。
これで土曜日の工程は終わりです。翌日折込しやすいよう、できれば台所を涼しくしておきましょう。
日曜日、
ここからはいかに生地やバターの温度を上げないかが肝心になることを覚えておいてください。打ち粉、麺棒と定規を用意します。
冷蔵庫の生地が少し発酵しているのがわかると思います。取り出して20cm x 40cmに伸ばします。
そうしたら冷蔵庫から伸ばしたバターを出し、生地の真ん中に乗せます。
生地を折りたたんでくっつけます。
これで包み完了。一回目の折り込みに移ります。
生地とバターが一緒に伸びているのを意識しながらめん棒で真ん中から上、真ん中から下に向かって伸ばします。上下の端は力をかけると不均一に伸びがちなので伸ばさず厚みを残しておきます。
三つ折りにします。上下から折ったら左右が開いているので90度回転させ、開いている部分が上下(奥と手前のこと)になるようにします。
伸ばすときは生地が本のように開ける向きに置く、と覚えておいてください。
2回目の折り込みは1回目と同じです。
(1回目の折込で生地が柔らかくなっていたり生地からバターが漏れていたり、弾力があって伸ばしにくい場合は進まずラップに包んで冷蔵庫で1時間寝かせます。)
2回目の折込が終わったらラップにつつんでまた冷蔵庫で1時間、そして3回目の折込も三つ折りにします。これで折込完了です。
ラップで包んで今度は1時間半冷蔵庫で寝かせます。
生地を20cm x 40cmの長方形に伸ばします。クロワッサンは底辺10cm高さ20cmの二等辺三角形に切ります。レシピの量できれいな二等辺三角形は7つ取れます。10 x 20の長方形を4つ作り対角線上に切って直角三角形を8つ取ることもできます。
三角形のセンターの部分、底辺の中心から頂点にかけて手で伸ばし長くします。
底辺から頂点に向かってくるくると巻き、巻き終わりを下にしてオーブンシートかシルパットを敷いた鉄板に乗せます。
パンオショコラは10cm x 10cmの正方形に。
(十分寝かせないと下の様に切ったときに縮みます🙅ちょっとだめな例です)
板チョコをキットカット一本のような形に切って巻き、とじめを下にして鉄板へ。
クロワッサン4つ、パンオショコラ4つに切れ端でパンオレザンという分け方もできます。
切れ端はくるくる巻いてカップに入れるだけでもかわいく焼けます。その場合、層が壊れるので切れ端を全部まとめて丸めたりはしないでください。
27度前後のところで約3時間2次発酵します。
といた卵を塗ります。クロワッサンの生地の断面は塞いでしまうので塗りません!柔らかくて細めの筆が便利です。
190度で20分焼いて出来上がりです。
コンベクションオーブンの場合は風ありにします。
鉄板の大きさに合わせて端を少し切って使っています。
青汁王子お薦めのこの本で勉強中です。
5日でできるライ麦ルヴァン
こんにちは。スペインからです。
最近スーパーでイーストが品薄になっていたので自家製酵母を作りました。
難しそう〜と気構えていたライ麦ルヴァンです。いろいろあるレシピの中でも私のお気に入りの、オスロのillebrødというパン屋さんの本を参考に、家庭でも作りやすくしてみました。
用意するもの
ガラス瓶(2つあると便利)
ラップ
輪ゴム
はかり
ライ麦全粒粉(あれば、オーガニック、石臼で細挽き)
強力粉
1日目
ガラス瓶に
- ライ麦粉12g、
- 30度前後の水20g
を計り、きれいなスプーンか箸でよく混ぜる。ラップと輪ゴムで蓋をし、25度の場所で24時間置いておきます。
〜〜
オーブンにお湯を入れたコップなどを入れると少し温度が上がります。しばらく世話できないときは35度くらいまで上げて放っておいても大丈夫です。温度が低すぎても問題ありませんが、時間がもう少しかかるのと、酸味がでます。ケフィアと同じですね!
〜〜
2日目
24時間経ったら、瓶に
- ライ麦粉 12g
- 30度の水20g
を加え、混ぜてラップで蓋をし、25度のところで24時間置きます。
数時間後
3日目
そろそろ発酵し、泡が出てすっぱい香りがしてきます。
前日と同じく、
- ライ麦粉12g
- 30度の水20g
を加えて混ぜ、25度のところに24時間。
4日目
だいぶ泡も増えてきたはずです。量が増えてきたので、加える粉の量を抑えるため今度は一部のみを取り出して使います。(2つ目の瓶があればそちらに。)
- 中種50g
- ライ麦粉12g
- 30度の水20g
よく混ぜ、ラップをして引き続き25度のところで24時間待ってもらいます。
5日目
今度は少量の中種に前日までより多目の水を混ぜ、発酵を進めます。
- 中種30g
- 30度の水65g
- ライ麦粉25g
- 強力粉25g
25度のところで24時間置きます。
これで一応完成です。パン作りに使えますが、2回ほど継いでから使うことをおすすめします。
というのも、一つは確実に発酵させるため、もう一つはライ麦の味を薄めるためです。酵母100%(イーストなし)のパンはパン生地の約20%がこの酵母なので、ライ麦味が強く出るからです。
継ぎ方
パン作りをはじめる6−8時間前に継ぎます。レシピに特に指定がなければ、全て1対1でOkです。
中種50g
30度の水50g
強力粉 50g
これでだんだんライ麦の色香りが薄くなっていきます。
作るパンによって、全粒粉と強力粉を混ぜたり、カスタムすることができますが、継ぐだけなら強力粉がおすすめです。
スペルトのパンです😃😃
参考文献です。英語バージョンは”sour dough”といいます。
酵母ができたらこの本もおすすめです
ちょうど今日このほんのレシピでマーブルベーグルを作りました😋
パン屋さんのエンパナーダ
以前紹介したスペインバル、ピンチョスの定番!サーディのエンパナーダ
はトウモロコシ粉を使ったサクッとした食感のエンパナーダでしたが、今回はイースト使ったパン生地のエンパナーダを紹介します!
パン生地エンパナーダの材料 30cm x 35cm(目安です)
<ソフリット>
オリーブオイル
玉ねぎ 4個
(赤)ピーマン 大1個
塩、胡椒
ローリエの葉 1枚
粉パプリカ
お好きな具(ツナがおすすめです)
<生地>
強力粉 500g
水 250g
塩 10g
生イースト 8g
オリーブオイル 30g
ソフリット(具)の作り方
前日に作っておくと楽です。
玉ねぎ、ピーマンを細切りにし、たっぷりのオリーブオイルでローリエの葉と炒めます。
はじめは強火で少し色を付け、弱火にして煮ます。下の写真はもう一息のところです。塩コショウ、パプリカで味付けしもう少しぐつぐつします。私はここで茹でてあった鶏肉を混ぜましたが、包むときに合わせるのでも構いません。
これくらいになったら広げて冷ましておきます。
生地の作り方
オリーブオイル以外の材料を捏ねます。
ほぼこね上がったところで捏ねるのを止め、オリーブオイルを生地に回しかけて40分そのまま休ませます。
40分経ったらよく混ざるまで捏ねます。
台に出して、生地を2等分(ベース用とかぶせる用)して丸め、15分ほど休ませます。
〜〜
その間に具をザルにあけて水気を切っておきましょう。ローリエはとっておきます。オーブンは230度に予熱しておきます。
〜〜
めん棒で鉄板の大きさに合わせて伸ばします。鉄板に収まる大きさなら丸でも四角でもOk!
オーブンシートを敷いた鉄板にセットします。
具をのせます。端は1cmほどあけておきます。ソフリットと具を混ぜなかった場合はここでツナなどの具をのせます。
生地の端があまり濡れたりしないようにご注意!
もうひとつの生地を同じ要領で伸ばし、蓋をします。閉じ方はこちらの記事を参考にしてください。
破裂しないよう穴をあけておきます。
刷毛でオリーブオイルを塗り、オーブンへ。焼き色がついたら、底も焼けているか確認して出してください2〜30分はかかります。
オーブンから出したらまたすぐにオリーブオイルを塗ります!カリッとなり、艶が出ます。
いただきまーす
繰り返し洗って使えて熱伝導もいいシルパットがおすすめです🦔
スペインバル風肉だんごのトマトソース煮
スペインバルの定番、肉だんごのトマトソース煮をご紹介します。
普段のレシピににんにくパセリをきかせるだけでスペインの味に。
肉だんごのトマトソース煮材料 (4、5人分)
豚ひき肉 500g
牛ひき肉 500g
(割合はお好みで。牛だけでも)
にんにくみじん切り3かけ分
パセリみじん切り(もしくは市販のもの)
ケチャップ大3
塩
白、黒胡椒
クミンパウダー
水
砂糖
オイスターソース(お好みで)
(トマトソース)
玉ねぎのみじん切り 2個分
人参すりおろし 1本分
ズッキーニすりおろし1本分
トマト缶 400g
塩、胡椒
砂糖
チリパウダー(これもお好みで)
鶏ガラスープ 150ml
トマトソース
玉ねぎのみじん切り、人参とズッキーニのすりおろしをよーく炒めます(ソフリット)。
トマト缶を入れて沸騰させ、酸味がなくなるまで砂糖を入れ、塩、胡椒、お好みでカイエンペッパーなどで味付けし、1時間ほど弱火で煮ます。
鶏ガラスープで伸ばし、ブレンダーで撹拌しなめらかにします。
肉だんご
ひき肉と調味料を全てボウルに入れてこねます。水と砂糖を少し加えることでぱさつかずふっくら仕上がります。
味付けが不安な場合は匂いをかぐか、フライパンで少し焼いて味見してみてください!ケチャップを入れるので塩は控えめで。
丸めて小麦粉をまぶします。冷凍/解凍しやすいようにスペインの一般的なものより小さめに作りました。
小麦粉にまぶしたところで冷凍保存できます。(冷凍したら解凍して次に進む)
オリーブオイルで揚げ焼き
ソースに投入し、
火が通るまで煮て出来上がりです!
これはスペインでもご飯と食べることが多いです。ご飯があってもパンは付くのでパンで残ったソースまで拭き取って食べちゃいます😆
シカゴスタイルピザ
ディープディッシュピザとも言われる通り、深さのある型でつくるピザです。
生地はバター入りでパイ生地に似た食感なのも特徴です。
シカゴスタイルピザの材料(20cm型1台分)
生地:
強力粉165g
コーンミール 30g
水 125g
生イースト 7g
塩 3g
砂糖 4g
バター(生地用、室温)22g
バター(折込用、室温)22g
トマトソース:
バター 大1
にんにく
玉ねぎ小 1
トマト缶 1(400g)
砂糖 適量
塩
唐辛子フレーク
トッピング:
シュレッドモッツアレラチーズ 200g
ベーコン(カリカリに焼いておく)
ペペローニ等
パルメザンチーズ 30g
ディープディッシュピザの作り方
トマトソース
にんにくとタマネギのみじん切りをバターでよく炒め、トマト缶を加える。煮えてきたら砂糖、塩、オレガノ、唐辛子フレークで味付けし、煮込む。
生地
バター以外の生地の材料を捏ねます。まとまって手につかなくなったらバター(生地用)22gを加えて捏ねます。表面が滑らかになったらボウルに入れて一次発酵します。
膨らんで柔らかくなったらボウルから出してガス抜きします。
生地を四角く広げ、端1cmを残してバター(折込用)を手で塗ります。
シナモンロールの要領で巻いていき、バターを塗らずに残した部分をくっつけて閉じます。
破れないように気をつけながら丸めて二次発酵。
型より大きめに広げ、かぶせます。
底が取れるほうが便利そうですね。出すときに少し苦労するので。
端は外に出るように
チーズ投入
具をのせてトマトソースをかける
パルメザンチーズを削ったらオーブンへ。
200℃30分、底に焼き色がついていたら出来上がりです。
りんごのケーキ
りんごと洋梨のケーキの材料(10cmx30cm)
生地:
バター(室温)150g
粉糖 150g
薄力粉 150g
卵 3個
りんご 1個
洋ナシ 1個
レーズン(ラムレーズン)30g
グラニュー糖 20g
シナモン 適量
クランブル(作りやすい量):
バター 30g
薄力粉 50g
砂糖 30g
塩 1g
シナモン
はじめにクランブルの材料を手で混ぜ、冷蔵庫で寝かしておきます。
りんごと洋梨は皮をむいて切り、レーズン、グラニュー糖、シナモンといっしょによく混ぜておきます。
バターと粉糖をしっかりと混ぜます。
卵をほぐし、分離しないよう少しずつ加えて都度よく混ぜます。
篩った小麦粉を加え、混ざったら用意しておいたフルーツを加え(水分は入れない)てさっくりと混ぜ、型に流します。
表面にクランブルを散らし、190℃で60分焼いたら出来上がりです。竹串で焼けてるかチェックしてね。
温かいままでもおいしいです。
アレパ レイナ・ペピアーダ
アレパの材料 8個分
塩 大さじ1/2
バター 20g
鶏肉の茹で汁 2カップ
とり胸肉 150g
アボカド 1個
玉ねぎ 半分
マヨネーズ
タバスコ
塩、胡椒
オリーブオイル(フライ用オイル)
具は簡単です。塩ゆでしたムネ肉をほぐして冷まし、コリアンダーは葉だけを荒く刻み、玉ねぎは串切り、アボカドは1cm角ぐらいに切り、マヨネーズ、塩、胡椒、タバスコで味付けします。
ムネ肉の茹で汁が温かいうちにバターを入れて溶かしておきます。
ボウルにトウモロコシ粉を入れ、茹で汁とバターを入れます。生地を手で丸めて潰したときにヒビが入らない程度まで、水を足しましょう。
8等分したら丸めて平たくします。
全部成形し終わる前に油を温めておきます。
アレパの生地は乾きやすいのですぐに揚げてください。冷凍もあまりおすすめしませんが、すぐに食べない場合は揚げてから保存して食べる前に揚げ直すのがベターです。
170℃でこんがりするまで揚げてください。
少し冷めたら厚みを半分に切ります。
具を目一杯押し込んで出来上がりです!チーズをのせてもおいしいです